「神経質だった僕が、ミニマリズムで手放したもの」

思考

ミニマリズムを意識するようになってから、逆にモノに執着しているのではないかと思うことがあった。

自分の最適解を見つけようと試行錯誤することによって、モノについてよく考えるからだ。

だが、自分の最適解を探すのは楽しいし、見つけた後は迷いも減る。

ミニマリズム思考の人って、人によっては結構完璧主義な部分も多いと思う。

僕もまさにそうで、妻がプレゼントを選ぶのに困るくらいこだわりが強いし、洋服も絶対に気に入っているものしか着ない。

それに昔から、大切なものが汚れたり、傷がついてしまうのがすごく嫌だった。数年前までは洋服も仕事服と私服を分けて、私服は絶対に汚さないように気をつけていた(仕事上、汚れる)。明るい色のTシャツにシミが付いたら、トイレ、洗面台に行ってすぐに汚れを落とさないと気が済まなかったりもした。

ケータイ、電子機器、時計、大切なモノに傷が入るのも嫌だった。

更には、ゲーム機、iPod等のデバイス(特にシリコンやゴムのパーツ)に指紋・皮脂が付くのも許せなかった。

異常なほどに神経質だったと思う。

こんな神経質さ・完璧主義はすごく疲れる。

ミニマリズムに出会ってからは、完璧を求めすぎることはやめるようにした。完璧な状態じゃないモノを持っているストレスよりも、美しい・完璧な状態を維持するストレスの方がよっぽどストレスになる。

「モノはいつか壊れる」そう思うことで気が楽になる。傷に関しても、「思い出の一部」なんて考えられる。

洋服に関しては、黒系の耐久性の高いモノをオンオフ共用にしたり、汚れる予定が元からあるアウターは、買い替えができるモノを使ったりと工夫もしている。

そんなこともあって、今までは許せなかった、持ち物のダメージや傷も、今ではほとんど気にならなくなった。洋服のシミだけは許せないが…。

そういえば、最近買った黒基調の水筒なんて買って1週間でコンクリに落として凹ませ傷だらけにした。今までならショックで一日中落ち込んでいただろうが、今回は「やっちまったー」くらいとしか思わなかった。むしろ、戦いの勲章みたいでは無いかとも思った。

考え方を変えたからと言って、モノを雑に扱っているわけでは無いし、買ったモノはとことん大事に使っている。

ただ、「好きなモノ選び抜くこと」と「美しい状態を維持しながら使う」は別だと気づいた。

使うものをこだわるようにはなったが、神経質・過保護には扱わないようになった。

結局、「モノはいつか壊れる」こう思えるのが最適解だ。

いずれ壊れるのであれば、壊れるまで大事に使えばいい。完璧に守ることよりも、ちゃんと使い切ることの方が大事だと思う。

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